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2009年10月31日

沖縄の植物

沖縄の植物

アダン(タコノキ科)

奄美諸島以南、南西諸島に広く分布する。
海岸近く、マングローブに混生して成育し、高さ7~8mほどになる。
1mほどに達する葉と葉の裏側の葉脈には細かい鋸歯がある。
特徴的に幹を取り巻く気根は支柱根となり、風倒を防いでいる。
雌雄異株であり、夏には雄株は4~5cmの白い花序、雌株は球状で小型のパイナップル型の花をつける。実は雌花と同じくパイナップル型となり、熟すと甘い香りがする。
葉や幹は利用価値が高く、新芽をあく抜きして食用としたり、葉は煮て乾燥させた後、パナマ帽等の細工物としたり、細く裂いて糸とし、ムシロやかごを編む素材として利用される。
また、観葉植物にもされる。
果実はヤシガニの好物とされ、かつては食用とされた。


※ うちの親父もアダンの実を見て一言。
  いい大きささー。
  持って帰ろう。
  そう言って本当にもぎ取った。

  その後、食べたかどうかは定かでない。


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この記事へのコメント
アダンの身は美味しくないけど新芽はウマイっすよ!!!
Posted by あまんだまん☆カズあまんだまん☆カズ at 2009年10月31日 23:53
 
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